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クラシックギターや音楽との付き合い1

クラシックギターを始めたのは大学生になってからだけれど、ギターとの付き合いはもう少し長い。

 

ギターに対する興味の発端は、祖父の演奏だった。

祖父はクラシックギターの名人として地域でよく演奏をしていたそうだ。

祖父に会いに行ったときには、大抵ギターを聞かせてくれた。「コンドルは飛んでいく」が自分と姉のお気に入りで、度々弾いてもらったことを覚えている。

 

その影響もあって、いつの間にやら我が家にもギターが登場した。買ってもらったのはフォークギター。当時はクラシックギターとフォークギターの違いも分からず、おじいちゃんと同じだ!と思ってワクワクしていた。

 

ギター購入と前後して、家にあったサイモン&ガーファンクルのCD、特にスカボローフェアーが大のお気に入りになった。ギターの音色がそうさせたのかは不明。しかしこの曲への感動が、音楽を始めるきっかけになったのは間違いない。楽譜を買ってちゃんと練習し始めた。

 

当時の自分には(今でも少し思うけれど)ボディが大きすぎたり弦の張りが強すぎたりして、こんなにも難しい楽器だったのか…と驚愕した。それでも何とか練習して、中学2、3年生の頃、ソロギターでスカボローフェアーが弾けるようになった。確か、それなりに夢中になって弾いていた。この頃の体験がギターの楽しみの原点となっているように思う。しかし今思うと不登校になっていた時期と被っているけれど、あまり覚えていない。いつの間に弾けるようになったんだか。

 

そこから先は、他に新しい曲が弾けるようにもならず、いつしかフォークギターをあまり弾かなくなってしまった。スカボローフェアーは曲集の中でもかなり簡単な方で、より難しいグレードの曲においては、難しいリズムや運指の壁を越えることができなかったのだ。

 

しかし理由はそれだけではなく。

 

BON JOVIなどのハードロックとの出会いにより、エレキギターという新しい楽器に目覚めてしまったのだ。決め手となったのは中学卒業間際に聞き出したMEGADETH。所謂中学生のマインドというやつで、人と違うことに興味を持ちがちだった私は、「何か怖いやつ聞いとこ」という安直な理由でヘビメタに手を出した。

 

今でもヘビメタは大好きでたまに聞きたくなる。自分の音楽に対する姿勢は、高校生になってから少しずつ固まっていく。

 

続く